【活動内容】
私たち場づくりネットは、コロナ禍の中、女性や子どもの自殺が増えていることをきっかけに、私たちは「やどかりハウス」をはじめました。経済的に困窮したり、暴力に苦しんでいる女性達が逃げ込める宿を作り、そこに逃げ込めば、相談支援につながることができたり、温かいご飯が食べられる。そんな場所です。
また、「生活の困りごと」を抱えた人達のために、炊き出しや食料支援も行いました。

【ありがとうメッセージ】
寄付者の皆さまのご寄付により、街中のゲストハウスを使って、ここに逃げ込めば相談支援につながることができたり、温かいご飯が食べられる場所の提供をすることが実現できました。本当にありがとうございました。
また、炊き出しや食料支援も実施し、一人ひとりと会話することができました。この食料支援では険しい顔をしていた野宿者の方が、とても柔らかい顔になり「寿命が30年伸びた」と言ってくれました。そこで見えてきたのは、経済的貧困だけでなく繋がりの貧困でした。
私たちは、この支援で「のきした」を創ることを目指してきました。しかし、大切なのは「一緒に居る」ことだったのかもしれません。一緒に居られたその時、そこに「のきした」は出来るものだったのではないかと感じました。コロナ禍で今私たちに必要な場づくりとは、こうした「出会い直すための場」なのかもしれないと思います。